STEAM教育って、本当に役に立つの?
具体的にどんなことを学べるのかな。
子どもたちに論理的思考や創造力を養う絶好の機会ですよね。
何もしないと、他の子どもたちに差がついてしまうかもしれません。
そこで、今回は小学生向けのSTEAM教育について紹介します!
小学生のためのSTEAM教育とは?
近年、小学生に対するSTEAM教育の注目が高まっています。STEAM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)の5つの分野を統合的に学び、子どもたちの問題解決能力や創造性を養う教育方法です。
特に、未来の社会で必要とされるスキルを身につけるために、小学生のうちからこのような学びを始めることがおすすめされています。
小学生にSTEAM教育が必要な理由
未来の社会では、テクノロジーがますます重要な役割を果たすことが予想されます。小学生のうちからSTEAM教育を受けることで、次世代のリーダーとして活躍できる力を育むことができます。
これからの時代に求められるスキルは、いままでの詰め込み型の教育だけでは身につきにくいものです。
たとえば、プログラミングやロボティクス、3Dデザインなどの技術は、すでに多くの職場で必要とされています。これらのスキルは、小学生の段階から学び始めることで、将来的に社会で活躍するための土台を築くことができます。
また、STEAM教育を通じて育まれる論理的思考やクリエイティブな考えは、すべての分野で必要とされる基本的なスキルです。
- 未来のテクノロジー社会に対応する力を養う
- 論理的思考や創造力を育てる
- 次世代のリーダーとして活躍するための基礎を築く
知識を覚えるだけでなく、実際の社会で役立つスキルを身につけることができます。
おうちで始めるSTEAM教育の取り組み方3選
学校だけでなく、おうちでもSTEAM教育を取り入れることができます。子どもが自分のペースで学び、実践するためにはとっても大事!ここでは、おうちでできるSTEAM教育の具体的な取り組み方を3つ紹介します。
プログラミング学習アプリの活用
子どもが楽しみながら学ぶこともできます。アプリを使えば、ゲーム感覚で簡単なプログラムを作ることができます。
たとえば、無料で使える「Scratch」などのアプリは、子どもがブロックを組み合わせてプログラムを作るため、目で見て理解しやすく、初めての子どもにも取り組みしやすいものになっています。また、こうしたアプリは、子どもが自分で試行錯誤しながら学べるため、論理的思考や問題解決能力の向上にも役立ちます。
- Scratch: 視覚的なプログラミングツール
- 楽しく学べるゲーム感覚のアプリが豊富
ロボット教材で学ぶ
ロボットを自分で動かすことで、論理的思考や問題解決能力が自然と身につきます。ブロックを組み合わせるようにプログラミングを行い、実際にロボットが動く様子を見ることは、大人でも楽しいですよね。
たとえば、人気のある「LEGO エデュケーションSPIKE」の教材は、目で見てすぐにわかるので、プログラミングの基礎の動きを学べるので、子どもの成長に合わせてすすめられます。
- LEGO エデュケーションSPIKE: 自由にプログラミングできるロボット
- 遊びながら学べる教材で、協働スキルも向上
わが家もプログラミング教室で購入しました。
メインツールは左の白いブロック。タブレットを使って、プログラミングを組んで動かすことができます。
プログラミングロボット教材は、おうちでも手軽に取り入れられるため、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
サイエンスキットでの実験
科学に興味を持たせるために、サイエンスキットを活用するのもおすすめ!簡単な材料で実験を行うことができるのがポイント。
例えば、簡単な化学実験ができるキットや、太陽光を使った発電セットなどたくさんあります!親子で実験を行うと、子どもは実際に物事がどのように動くのかを学ぶことができ、科学への興味を深めることができます。
- 化学実験キット: 身近な材料で学べる
- 太陽光発電キット: 環境について学ぶ
- 親子で一緒に楽しめるDIYサイエンス
創作アートとテクノロジーの融合
家庭でできるSTEAM教育のもう一つの方法は、アートとテクノロジーを組み合わせたもの。
- 3Dプリンターを活用したもの
- 創造性と技術を同時に育む
自分のデザインを形にする楽しさを体験できるのは、とってもいいですよね!
学校でのSTEAM教育ってどんなもの?
小学校では、すでにSTEAM教育の要素を取り入れた授業が行われています。実際に手を動かしながら学ぶことで、より深く理解することができます。
プログラミング授業の事例
プログラミングは、STEAM教育の「技術(Technology)」分野の大切なポイントです。小学生向けのプログラミング授業では、ブロック型のプログラミングツールを使い、簡単なプログラミングをつくることから始めます。
- ロボットを使ってプログラミングを学ぶ
- 試行錯誤しながら問題解決能力を向上
- 論理的思考の強化
プログラミングの基本を学び、さらに問題解決能力を高めることができます。また、他の生徒と協力して作業を進めるため、コミュニケーション能力やチームワークの大切さも同時に学べます。
ロボットを使った実践学習
次に、ロボットを使った実践的な学びについて紹介します。ロボティクスは、技術と工学の両方の要素を含んでおり、実際にものを作り、動かすことで学びが深まります。
例えば、ロボットを組み立て、プログラムを組んで動かすプロジェクトでは、子どもたちは手を動かして学ぶだけでなく、失敗から学ぶ姿勢も養われます。ロボットが動かなかったとき、なぜそうなったのかを考え、原因を見つけ出す過程がとっても大切です!
- ロボットの組み立てを通じて工学の基礎を学ぶ
- プログラミングでロボットを動かすことで技術を習得
- 問題解決のプロセスを学び、粘り強さを育む
実際に手を動かしながら問題解決能力を磨くことができます。
科学実験やアートの融合プロジェクト
STEAM教育のもう一つの特徴は、異なる分野の知識をつなげること。科学とアートのつなげることで、子どもたちの創造力を引き出すことができます。
- 科学実験を通じて自然現象を理解
- アート作品で創造力を引き出す
- 科学と芸術の融合による新しい発想の育成
さまざまな視点で物事を考え、学ぶことをうながすことができます。
まとめ:小学生向けのSTEAM教育とは?
今回は、小学生向けのSTEAM教育と具体的な実践方法について紹介しました。
ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。