子供が習い事を嫌がって、毎回イライラしちゃう。
どうしてこんなに嫌がるのか、理由が分からない。
無理に続けさせると、もっとストレスがたまってしまいますよね。放っておくと、子供のやる気が完全に消えちゃうかもしれません。
そこで、今回は子供が習い事を嫌がる理由と、親がイライラしないための対処法5選について紹介します!
子供が習い事を嫌がる3つの理由
習い事の内容が難しすぎる
子供が習い事を嫌がる理由の一つに、内容が難しすぎることも...。例えば、新しい楽器を習い始めた子供が、初めは興味津々でも、技術が求められる段階に入るとやる気を失うことがあります。特に、練習を重ねても上達が感じられない場合、子供は自信をなくしてしまい、習い事そのものが嫌になってしまうのです。
このような場合には、難易度を調整したり、無理のない目標を設定することが大切です。例えば、1曲全てを弾けるようになるまでの間に、まずは簡単な部分を少しずつ練習させることで、達成感を得られるようにサポートできます。難しさが原因で嫌がっているなら、少し手を抜いて段階的にレベルを上げることも一つの解決策です。
友達ができない不安
習い事は新しい友達を作る良い機会ですが、逆に友達ができないことで、子供は不安や孤独感を感じ、通うことを嫌がることもあります。特に、すでにグループができている場に新しく参加すると、仲間に入れないと感じることが少なくありません。
このような場合、子供に「友達がいなくても大丈夫」という姿勢ではなく、まず子供の不安に共感し、「不安な気持ちは分かるよ」と安心感を与えることが重要です。さらに、子供が気軽に友達に話しかけられるように、簡単な挨拶や会話のきっかけになるフレーズを一緒に考えてみるのも良い方法です。
遊びたい気持ちが強い
子供にとって、遊ぶ時間はとっても大切です。特に、学校や幼稚園が終わった後は、友達と遊んだり、自由に過ごしたい気持ちが強く、習い事に対する意欲が薄れてしまうことがあります。このような状況では、遊びと習い事のバランスが取れていない場合が多いです。
子供が「遊びたい」という欲求を持つのは自然なことですから、その気持ちを否定するのではなく、時間の使い方を工夫することが大切です。例えば、習い事の後に少し遊ぶ時間を確保したり、習い事を楽しい遊びに近づける工夫をすることで、子供のモチベーションを保てるようになります。
習い事を嫌がる子供への対処法5選
習い事を見直すタイミング
習い事が子供に合わなくなった場合、無理に続けさせるのではなく、見直すタイミングを考えることが大切です。例えば、一定期間が経過しても子供が嫌がり続ける場合、その習い事が子供にあっているのか考える必要があります。これは、子供の成長や興味の変化を尊重するためです。
習い事を見直す際には、子供自身の意見を聞き、どの部分が難しいのか、何が楽しくないのかを具体的に把握することが大切です。また、習い事そのものを続けるかどうかだけでなく、講師やスケジュール、他の参加者との相性なども確認することが、問題解決の鍵になります。
子供の意見を尊重する
子供の習い事に対する考えや気持ちを無視せず、しっかりと耳を傾けることが大切です。子供は自分の気持ちをうまく表現できないことがありますが、親がしっかりと理解しようとする姿勢を見せることで、安心感を与えられます。
例えば、ある子供が「楽しくない」と言った時、それが友達ができないからなのか、内容が難しすぎるからなのか、ただ疲れているだけなのかを親が聞き出すことが重要です。そして、その原因を取り除くために、どう改善できるかを一緒に考え、子供の意見を尊重して決めることで、子供自身が納得しやすくなります。
無理に続けさせない
親として、子供に何かを続けさせたい気持ちは理解できますが、無理強いすることで逆効果になることも少なくありません。子供が習い事を心底嫌がっている場合、無理に続けさせるのではなく、一度中断する勇気を持つことも必要です。
例えば、「習い事をやめると、将来が心配」と考えるかもしれませんが、子供の精神的な健康を考えると、無理をさせずに一旦休ませることがかえって良い結果をもたらすことがあります。大切なのは、子供のペースに合わせ、習い事の意義を子供が理解できるようにサポートすることです。
短期目標を立てる
大きな目標を掲げると、子供は途中で挫折しやすくなります。逆に、短期的な目標を設定することで、小さな達成感を得ながら少しずつ進んでいくことが可能です。例えば、ピアノの習い事であれば、1曲を完璧に弾けるようになる前に、最初の数小節を覚えることを目標にしてみると良いでしょう。
短期目標を設定する際には、親が一緒に目標を立て、達成した時には大いに褒めてあげることが重要です。これにより、子供は小さな成功を積み重ね、自信を持つことができるようになります。
楽しさを再発見させる工夫
習い事がただの「義務」になってしまうと、子供はますます嫌がるようになります。そこで、習い事に楽しさを再発見させる工夫をしてみることが大切です。例えば、習い事の一環として親子で一緒に楽しむ時間を作ることで、子供は再び興味を持つことができます。
具体的には、子供の成果を家族みんなで喜び合ったり、一緒に発表会や試合に参加して応援するなど、子供が「習い事をやって良かった」と感じる瞬間を増やすことが効果的です。
親のイライラをコントロールする3つの方法
子供の気持ちに共感する
子供が習い事を嫌がると、親としてはついイライラしてしまいがちです。しかし、その前に子供の気持ちに共感することが大切です。子供が嫌がる理由には必ず何かしらの原因があり、それに気づいてあげることが、親子の関係を良好に保つための第一歩です。
例えば、子供が「もうやりたくない」と泣き出した時、「なぜ嫌なの?」と冷静に尋ねることで、子供が自分の気持ちを整理しやすくなります。親が共感することで、子供も理解されていると感じ、問題解決に向けて前向きになることが多いのです。
自分の時間を確保する
親がイライラしやすくなる原因の一つに、自分の時間が取れないという問題があります。特に、フルタイムで働いている親にとって、家事や育児の合間に自分の時間を確保するのは難しいかもしれません。しかし、少しの時間でも自分自身をリフレッシュさせることで、子供に対して余裕を持って接することができるようになります。
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例えば、早朝や夜のほんの10分でも、静かな時間を過ごすことや、自分の趣味に集中することで気持ちがリセットされ、子供に対してイライラせずに接することができるでしょう。
習い事に対する期待を調整する
親が子供に対して過度な期待を抱くことが、イライラの原因になることがあります。子供が習い事を嫌がると、親としては「せっかく始めたのだから」「将来のために続けてほしい」という思いが強くなるかもしれません。しかし、その期待が子供にプレッシャーを与え、結果として逆効果になることが少なくありません。
そのため、まずは習い事の目的を再確認し、子供の成長を長期的な視点で見守る姿勢を持つことが重要です。例えば、「この習い事を通じてどんな力を育てたいのか」を改めて考え、今の時点ではすぐに成果が出なくても問題ないというマインドセットを持つことで、親のイライラも和らぐでしょう。
子供が習い事に楽しく通うためのコツとは?
小さな成功体験を積む
子供が習い事を続けるためには、成功体験を積むことがとってもに大切です。大きな成果ばかりを求めるのではなく、日々の小さな達成を重ねることで、子供は自信を持ち、さらに頑張ろうという気持ちが湧いてきます。例えば、スポーツの習い事であれば、技術を磨くのはもちろん、試合に参加して一度でも得点を決めるなど、小さな成功を褒めてあげることが大切です。
その際、親は具体的に「今日は○○が上手だったね」と、子供が自分の進歩を実感できるようなフィードバックを心がけましょう。また、目に見える形で成長が分かるように、習い事の記録を写真や動画で残すことも、モチベーション維持になります。
まとめ:子供が習い事を嫌がる理由と対処法
今回は、子供が習い事を嫌がる理由と対処法について紹介しました。
子供が習い事を嫌がる理由には「難しすぎる」「友達ができない」「遊びたい」があり、それぞれに対して適切な対応が必要です。親としては、子供の意見を尊重しつつ、無理に続けさせないことが大切でした。さらに、親のイライラをコントロールするための方法として、自分の時間を持つことが大事!!
ぜひ取り組んでみてくださいね。